サマワの様子、いるかが放送
update 2004/7/17 10:09
イラクに派遣された陸上自衛隊員の声を伝えるラジオ番組「サマワからこんにちは」の放送が、全道のコミュニティーFM局に広がっている。道南でもFMいるかが放送をスタート。イラク南部サマワでは、第11師団(司令部・札幌)を中核とした第2次イラク復興支援群が活動中。函館駐屯地からは45人が派遣されており、市民からはさまざまな反応が寄せられている。
札幌市中央区のラジオカロスサッポロが「厳しい状況下で任務に当たる道民(自衛隊員)の様子を大勢に伝えたい」(山崎甲子男エグゼクティブプロデューサー)と、企画した。
衛星電話を使い、隊員と会話するインタビュー番組で、6月19日を皮切りに、派遣期間が終わる8月末まで毎週1回、全11回の制作を予定している。
同局は全道のコミュニティーFM局にも放送を呼びかけ。駐屯地がある旭川や函館など、今後の予定も含め、7局が名乗りを上げた。
このうち、FMいるかは「函館や近郊の住民が派遣されている。安否や生活状況などを知りたいという声に応えたい」(杉田圭夫局長)と、11日から放送を始めた。
11日の放送終了後には市民らから意見が寄せられた。「現地の様子が分かり安心した」「よく放送してくれた」などと評価する声に対し、「コミュニティーFM局にはそぐわない内容だ」とする意見もあったという。
同局での放送は毎週日曜日の午後1時半から約15分。8月28日までの計8回の予定。
提供 - 函館新聞社
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