高校適正配置で意見交換会

update 2004/7/17 10:08

 道議会文教委員会(水城義幸委員長)は16日、函館国際ホテルで、地元教育関係者と公立高校の適正配置計画の在り方や通学区域(学区)の改正について意見交換会を開いた。出席者からは、15歳人口の減少だけで間口を減らすことに配慮を求める声や、公私全体を見ながら方針を決めてほしいとする意見が出た。

 同委員会からは水城委員長をはじめ、函館市選出の横山信一委員(公明党)ら8人が出席。PTA・保護者、中学・高校校長代表、私立高校校長代表、行政機関代表ら12人と意見を交換した。

 学区拡大で渡島が1学区となることに、渡島小中学校長会の伊與田渉理事が「拡大はうれしいことだが、(人口減で)間口を一律に減らしていかないでほしい」と郡部校の必要性を強調。同会の木村映之氏も「単に人口の減少のみで(適正配置を)語ってはいけない」と指摘した。

 函館地区私立高校長会の外山茂樹事務局長は、函館の特殊な教育事情に触れ「函館は公私が半々。公私全体で(適正配置の)在り方を考えてほしい」と訴えた。

 函館市PTA連合会の川道一司会長は「今の時代に合った教育プログラムを組んでほしい」と要望した。

 道教委では、今回の意見なども参考にしながら、今後、適正配置計画に関する新たな基本方針を策定するとしている。(小豆畑 栄)

提供 - 函館新聞社



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