観光スポットで自作パンフ配布
update 2004/7/16 10:46
函館弥生小学校(藤井良江校長)の3―6年生児童約100人がこのほど、総合的な学習の時間で観光パンフレットを作製、函館市元町の旧函館公区公会堂などで15日、観光客にパンフレットを配布した。
地域を知る総合的な学習「やよい探検隊」として昨年度から行っている取り組み。校区内には同公会堂や旧イギリス領事館、ハリストス正教会などの観光スポットがある。児童たちは12のグループに分かれ、実際に観光スポットへ訪れたり、インターネットや本などで調べ、学習を進めてきた。
パンフレットはこれまでの学習の成果をまとめ、建物の様子や歴史、イラストなどを直筆で紹介した。
児童たちはグループに分かれ、道行く観光客にパンフレットを配布。「どこから来ましたか」「函館はどうですか」など話しかけると、観光客も丁寧に答えていた。
パンフレットを受け取った伊達市の岡倉敏子さん(60)は「温かみのある取り組みで好感が持てました」と感想。旧公会堂について調べたという真壁直也君(5年)は「知らないことが分かり、とても勉強になった。観光客の人たちに受け取ってもらえ、うれしい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。