あすからシーポート夏祭り

update 2004/7/15 10:41

　函館の街に人のふれあいと活気を呼び戻そうと「シーポート夏祭り」が１６、１７の両日午前１０時から、函館市若松町の旧シーポートプラザで開かれる。函館市内の有志が実行委員会を発足させて企画。大口の支援を受けずに取り組んだ手作りの祭りで、同実行委では「市民の交流がさらに生まれる祭りにしたい」と張り切っている。

　実行委員会は市内の会社員、高橋辰夫さん（２９）ら８人。「町が生き生きとするような、みんなが集まれる催しを開こう」と、２カ月前に実行委を結成。手作りのイベントを成功させようと、メンバーが資金集めや会場設定などに奔走してきた。

　夏祭りは「市民を主役」をコンセプトに、市民参加型の催し物を中心に構成。初日は午前１０時の開会式に続き、同１１時から会場内で、あわび汁を１００食限定で１００円で提供。午後１時からはカラオケのど自慢、ペット自慢、かき氷の早食いバトルなどユニークな催し物が目白押しだ。

　２日目の１７日も午前１０時からスタート。フリースロー大会や、３ｏｎ３大会、函館に関する○×クイズが行なわれるほか、市内のよさこいソーラン３チームによる演舞の披露もある。会場では、焼き鳥やかき氷、ビールなど模擬店が並ぶ。

　初めての試みを目の前に高橋さんの期待も高まるばかり。「まずは祭りを根付かせたいので、今回は赤字も覚悟している。とにかく函館を盛り上げたい。多くの人に来場してほしい」と呼び掛けている。

　問い合わせは高橋さんＴＥＬ０９０・２０７４・５３９９。

提供 - 函館新聞社

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