市教委が東、北高統合説明会開催
update 2004/7/13 10:03
2007年度に統合する函館東、函館北高校について、函館市教委は12日、函館潮見中学校で小中学校の保護者らを対象に説明会を開いた。統合に関する経過や統合後の学校像、単位制などについて説明した。
新学校に対する市民の理解を深めてもらおうと、22日まで市内7カ所で実施。初日は、保護者ら合わせて約70人が参加した。
市教委学校教育部の青木完二指導室長が、新学校について〈1〉進学を重視〈2〉人間性を高める〈3〉郷土の歴史を受け継ぎ、未来を創る―となどのイメージや単位制の利点などを解説した。
質疑応答では、来年度入学する生徒の試験に関して、青木室長が「平成18(2006)年度までは東、北高校それぞれで入学選抜を行っていくことになる」と答えた。部活動に関して不安を訴える質問には、合併を前提に工夫しながら進めていく考えを示した。
参加者からは「進学重視の学校を目指すなら同じ授業を2つ同時にやってほしい」と教員同士の競争意識を高める要望も出された。
中学1年生と2年生の男子の母親(51)は「単位制のことなど新学校についてある程度認識できたのでよかった。このあとの(9月4日の)合同説明会や各学校の説明会にも参加したい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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