函館の若者は外へ出たい?
update 2004/7/11 14:48
函館の若者はまちを出たい?将来住みたい地区を市内の未成年者に尋ねた函館市のアンケートでこんな結果が出た。中学生の47・5%、15歳から19歳の28・2%が市外での生活を希望、いずれも一番人気となった。市は「親元を離れたい気持ちの表れで、悲観する結果ではない」と分析。ただ、ショックもあるのか「若者が住みたい、戻りたいと思うまちづくりは急ぎたい」としている。
中学生1136人、15歳から19歳の未成年者436人から回答を得た。中学生には「将来住みたい地区」、未成年者には「将来家を購入したい地区」を聞いた。
中学生はほぼ半数の540人が「函館市以外」を選び、2番人気の「五稜郭公園の周辺」の174人(15・3%)を大きく上回った。以下、「函館山の周辺」が110人(9・7%)、「函館駅の周辺」が95人(8・4%)、「産業道路の周辺」が88人(7・7%)と続いた。これ以外の市内の地域としたのは90人(7・9%)だった。
未成年者は「函館市以外」が123人、「五稜郭公園の周辺」が99人(22・7%)、「産業道路の周辺」が75人(17・2%)、「函館山の周辺」が51人(11・7%)、函館駅の周辺が20人(4・6%)、「これ以外の市内」が53人(12・2%)だった。
未成年者の「市外希望」が中学生に比べて少ないのは、既に函館を出ている人がいるためとみられる。
提供 - 函館新聞社
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