市役所にジョブカフェ開設
update 2004/7/9 10:15
若者の就職を支援するため、渡島支庁は今月から函館市役所内に、道が札幌市内に設けた北海道若年者就職支援センター(ジョブカフェ北海道)のサテライト(支部)を開設した。双方をインターネット回線でつないでおり、札幌の就職カウンセラーから、対面式でアドバイスなどが受けられる。同支庁は「適職を見つけるため、有効活用してほしい」と話している。
函館サテライトは函館市役所1階に開設。高齢者職業相談室内に、カメラ付きパソコン1台を備えた。テレビ電話を通じた助言や電子メールでの相談も受け付ける。就職相談は基本的に予約が必要で、サテライトのパソコンなどから申し込む。利用時間は午前9時―午後5時15分。土・日・祝日は閉じる。函館のほか、旭川、釧路、帯広、北見の5カ所にサテライトを設けた。
ジョブカフェ北海道は、30歳未満のフリーターや高校生などを対象にした総合就職支援施設で、就職アドバイスなど各種支援が1カ所で受けられる。
道、経済産業省、厚生労働省の委託を受けた社団法人北海道雇用開発協会が管理・運営する。具体的な支援業務はキャリアバンク(札幌)など民間の人材サービス企業が行う。11人の就職アドバイザーが常駐し、就職活動の効果的な方法などについて助言する。
求人情報データベースの提供や資格取得助成制度の紹介、各種セミナーの開催に加え、インターンシップ(就業体験)受け入れ企業の開拓、高校への就職アドバイザーの派遣なども手掛ける。実際の職業あっせん業務はハローワークなどと連携する。
道内の新規高卒者の今春(3月末)の就職内定率は81・1%と全国49都道府県でワースト3位。道南は82・3%で全道19地区別ハローワークの中で15位だった。
提供 - 函館新聞社
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