恵山風力発電問題で小田元課長が答弁

update 2004/7/8 10:10

　【恵山】風力発電を手掛ける恵山町の第３セクター「恵山クリーンエネルギー開発」が経営破たんした問題の真相究明に向け、町議会の地方自治法１００条に基づく調査特別委員会（百条委、田中博委員長）は７日、風力発電事業を担当した小田千里・元企画観光課長を証人喚問した。

　小田元課長は風車の機種選定などにかかわったとされる。

　小田元課長は「（機種選定は）新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）の指導に基づいた」とした上で、「（わたしは）機種選定に直接かかわっていない」と答弁。委員から選定責任者は「山田忠昭・前町長か」と問われると、「（風力発電事業の）最高責任者なので、そうではないか」と答えた。

　第３セクター設立当時社長だった山田前町長は２３日に証人として出席する。

提供 - 函館新聞社

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