函館市功労者表彰に5人
update 2004/7/6 10:06
函館市は5日、函館の経済・社会・文化などの発展に貢献した個人や団体をたたえる「市功労者表彰」の本年度受賞者を発表した。公益事業に功績がある人に贈られる公益功労は4人、勤続30年以上の市職員が対象の職員功労は1人で、合わせて5人が選ばれた。表彰式は8月1日午前11時から、市民会館で行われる。
公益功労は北海道国際交流センター理事の石館とみ氏(88)=亀田本町=、函館水産物商業協同組合常任顧問の柳沢小弥太氏(74)=湯川町2=、函館商工会議所副会頭の泉清治氏(72)=花園町=、元函館歯科医師会会長の遠藤哲二氏(71)=末広町=の4人で、職員功労が前市監査委員の横井哲郎氏(63)。7月1日の市表彰審議委員会(座長・井上博司市長)で受賞が決まった。
石館氏は函館商工会議所婦人会初代会長を務めるなど女性の社会進出に大きく貢献。南北海道国際交流センター(現北海道国際交流センター)の設立に参画し、国際交流活動の推進に尽力した。
柳沢氏は函館水産物商業協同組合常任顧問として、水産業界の振興発展に寄与。函館防火協会会員でもあり、救急業務体制の整備、充実に力を発揮した。
泉氏は全国空港ビル協会常任理事などを歴任し、空港ターミナル事業の振興に尽力。函館商工会議所副会頭として、地域経済の発展に貢献した。
遠藤氏は輪番制の休日救急歯科診察の実現を図るなど地域医療の充実に寄与。函館口腔(こうくう)保健センターの基盤づくりに力を注ぎ、道南圏で後進の育成指導に努めた。
「市功労者表彰」は1939年度から始まり、本年度で56回目。2003年度までに543人、10団体が受賞している。
提供 - 函館新聞社
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