旅行代理店調査で「函館−台北線」注目
update 2004/7/5 10:11
函館市内の旅行代理店の多くが、函館―台北(台湾)線を魅力ある路線ととらえていることが、函館市の調べで分かった。函館からは現在、年間約650人の旅行者があるが、航空便の季節運航でさらに年間2、3百人程度の利用者増が見込めるという。通年定期運航には厳しい水準だが、市は「大きなニーズにつながる可能性はある」とみている。
調査は、市が各旅行代理店の意向をつかもうと、市内に店舗を構える10店に実施した。それによると、函館から台湾への送客数は、年間約650人で、韓国の1400人のほぼ半分。だが魅力ある路線として、台北線を挙げた店が一番多く、6件。次いで仁川(韓国)線が3件と続いた。
台北線のパックツアー料金は、4万5000―10万円(3泊4日)を想定。運航形態ついては、1―3月の季節運航で、週2、3便が妥当とみる店が大半を占めた。「台北からのチャーター便の復路(帰り便)を利用することで、コストを下げられる」など、具体的なプランを立てている会社もあったという。
市は「昨年は台湾や香港、韓国からのチャーター便利用者が過去最高の5万6000人で、今年はさらに上回る勢いだが、函館からは低調」といい、「このバランスをどう取るかが定期便就航への鍵」と説明している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。