視覚障害者ボウリング世界大会3位の堀内さんに市長賞
update 2004/7/3 10:00
6月に米国で開かれた視覚障害者ボウリング世界大会の日本代表選手として出場した、函館市松川町の堀内清さん(50)が見事、個人戦3位、3人戦3位、4人戦2位と3部門入賞を果たした。道内からの出場、入賞は初めてで、2日に井上博司市長から市長賞が贈られた。堀内さんは「個人戦は2位に2ピン差だったので、少し残念だったけど満足している」と笑顔を見せていた。
この日、市役所市長室を訪れた堀内さんは銀メダル1枚、銅メダル2枚を胸に、井上市長から賞状と楯を受け取りにっこり。井上市長は「世界3位はすごいよねえ」とたたえ、堀内さんも「市長の激励のたまものです」と応じた。
大会には10カ国から約60人が参加。個人戦、2人戦、3人戦、4人戦、オールイベンツ(個人総合成績部門)の5部門で争われた。ボウリングはパラリンピックの公式種目ではないことから、同大会が世界最高峰とされている。
堀内さんは、視力0・03以下か視野5度までが条件の「B2」クラスに出場。すべての部門に参加し、自身最高点の226点を出すなど日本勢を引っ張り、3部門入賞を果たした。
4日に留萌市で開かれる全道大会が世界大会後初の公式戦。「恥ずかしくない結果が出せるよう頑張ります」と笑顔を見せ、9月に東京で開かれる全国大会については「3位以内に入りたい」と力強く語っていた。
提供 - 函館新聞社
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