シェンペクス、他社に事業引き継ぎを打診
update 2004/7/3 10:00
【札幌】函館―帯広間のコミューター路線開設を予定している「エアァシェンペクス」(本社・札幌市、横山充洋社長)が、他社に事業引き継ぎを打診していることが、2日分かった。経営が悪化し、自主運航が困難な情勢に陥ったためで、合併を視野に入れ交渉中。今月中旬には結論が出る見通しだ。
同社は、医療機器製造のシェンペクス(同・前橋市)のグループ会社で1997年設立。遊覧やチャーター事業を行っていた北九州市の航空会社を買収し、航空事業の乗り出した。設立当時は2002年4月の就航を計画していたが、機材変更や申請手続きに手間取るなどし、何度も就航を延期。今年3月には、6月に決まっていた路線開設を、機材の部品が安定供給できないとの理由から、見合わせていた。経営の悪化は、こうしたトラブルの連続で、経費が膨らんだとみられる。
提供 - 函館新聞社
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