高砂母子ホームに自立支援センター開設

update 2004/7/2 10:34

 社会福祉法人・函館市民生事業協会(杉本和彌理事長)は1日、運営する函館高砂母子ホーム(函館市若松町36)に母子家庭等就業・自立支援センターを開設した。1人で子育てと仕事を両立させなければならないハンディに加え、長引く景気の低迷など、母子家庭を取り巻く状況は厳しく、就業と生活の両面から、自立への支援に当たる。道内では初めての試みで、同センターは「相談は無料。気軽に足を運んでほしい」と話している。

 道の委託事業として、新たに開いた。全道のモデル事業としての要素もあり、同センターの運営状況を参考に今後、道内各地での開設が予定されている。

 狙いは、子どもを1人で抱える女性が仕事を見つけ、自立した生活ができるよう支援すること。市やハローワークなどと連携し、勤務先を探す一方、企業訪問などにより、職場開拓も行い、女性が働きやすい職場についての情報を提供する。

 これと連動し、勤務中に子どもを預ける保育園・学童保育所の確保や、資格取得のための講座の紹介、受講中の託児先の手配など、幅広く対応する。

 相談は月―金曜の午前9時から午後5時まで受け付け。来所と電話のいずれでもよい。相談、問い合わせは同センターTEL24・8040、ファクス23・4029。

提供 - 函館新聞社



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