湯の川温泉街に夏を彩る灯ろう点灯

update 2004/7/2 10:34

　８月２１、２２の両日開かれる函館の夏の風物詩「湯の川温泉いさり火まつり」を前に、はこだて湯の川温泉観光協会（大桃泰行会長）が１日夜、松倉川河畔や同温泉の目抜き通りに設けた灯ろう１２０基を点灯した。

　灯ろうの点灯は、６年前から毎年実施。高さ約２メートルの灯ろうを街角に立てている。特に松倉川の水面（みなも）に映る姿は、風情をもり立て、観光客や市民に親しまれている。

　この日午後７時から開かれた点灯式には関係者ら約３０人が出席。大桃会長が「不況など世間は厳しいが、嫌なことを跳ね返すイベントにしよう」とあいさつした後、関係者がスイッチを入れると、一斉に淡い光りを放った。

　点灯は秋までを予定。灯ろうにはセンサーが付いており、毎日日没から夜が明けるまで街を照らす。

提供 - 函館新聞社

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