はこだてわいん、来月10日に試飲・販売施設「葡萄館」オープン
update 2004/6/29 10:13
【七飯】ワイン製造、販売のはこだてわいん(本社・七飯町上藤城、宮田隆社長)は、本社横の敷地に試飲・販売施設「はこだてわいん葡萄(ぶどう)館」を7月10日に開設する。白を基調とした明るい雰囲気の建物で、3種類の工場限定ワインや無添加ワインなどをはじめ、20種類以上の試飲が楽しめ、お気に入りをじっくりと選べる空間を創出する。
現在約130種類のワインを製造・販売する同社では「種類が多いため、目当ての品を探すのが難しい面がある」と分析。本社に直接買い求めに来る客も増加傾向にある点などから、試飲・販売施設の設置を検討していた。
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建物は延べ床面積約170メートルの平屋で、建設費は約3000万円。ことし5月に着工し、すでに外観、内装工事を終えている。
スタッフ3人が常駐し、試飲カウンターや物販スペース、ワインセラーを整備。天井を高くし、オープンテラスも設けるなど、開放的な雰囲気でワインに親しめるようにした。
試飲は工場限定ワイン、無添加ワイン、道内産フルーツワインをはじめ、20種類以上という社員お薦め商品などをそろえる。このほか、オリジナルグラスが持ち帰り可能な有料試飲や製造工程のビデオ紹介、七飯とワインとのかかわりを伝えるパネル展示などを行う。
10日のオープン日には、樽(たる)蔵出しワインの無料試飲を予定。同社は「ワインのほかに地元の食材も扱い、道南の食の楽しさを発信する場としたい」とした上で、「お客さまとのコミュニケーションの中で学び取り、新商品開発の糧にできれば」と話している。
提供 - 函館新聞社
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