渡島東部４町村の商工会が合併協議会設立

update 2004/6/29 10:12

　【南茅部】戸井、恵山、椴法華、南茅部の渡島東部４町村の商工会が２８日、合併協議会を設立した。同日、南茅部町の南茅部臼尻生活改善センターで開かれた設立総会では、会長に戸井町商工会の尾関忠義会長を選出し、２００６年４月１日の合併に向けた検討項目を確認した。

　合併は、函館市と４町村の自治体合併の動きに応じ、昨年から話し合っていた懸案。効率的な運営や基盤強化が図られるため、各商工会の考えが一致しており、それぞれ５月に総会を開き、合併協設置を承認していた。

　この日の会合は、非公開で開催し、各商工会の正副会長ら２７人が出席。合併の是否を含め、本年度中に結論を出し、来年度の各商工会総会にかけることで合意し、（1）合併後の名称や組織形態（2）合併方式（3）合併後の事務所所在地―などを協議することになった。

　副会長には、恵山町商工会の佐々木一朗副会長、椴法華商工会の杉林千一会長、南茅部商工会の遠山俊一副会長の３氏を選任したほか、事務局は戸井町商工会が担当することを決定。次回の会合は７月２０日ごろ、戸井町で行い、以降各町村持ち回りで実施する。

提供 - 函館新聞社

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