江差高で体育祭「江差民謡総絵巻」を披露

update 2004/6/28 10:08

 【江差】本年度から全日制普通科単位制高校に転換した江差高校(渡部泰夫校長)で26日、第55回体育祭が開かれた。3年生は男子が青、女子が赤の小粋な浴衣姿で、同校伝統の「江差民謡総絵巻」を披露。若さあふれる元気な踊り姿に、グラウンドに詰め掛けた保護者や地域住民、卒業生から盛んな声援が送られていた。

 「民謡総絵巻」は1947年にスタートした伝統ある出し物。単位制転換後も歴史を受け継いだ。3年生全員がこの日のために練習を重ねてきた。江差町内に伝わる「江差音頭」「江差甚句」「五勝手鮫(さめ)踊り」「江差もちつきばやし」などの民謡と踊りをメドレーで繰り広げる姿は圧巻で、多くの観客を魅了した。

 年末のニシン漁場で夜通し行われたもちつきの様子を表現した「江差もちつきばやし」では、全員が鉢巻きにたすき姿になり、ユーモラスな踊りを披露し、会場を沸かせていた。

 同日は紅、白、青の3軍で優勝を争った。生徒たちは応援合戦をはじめ、1・2年女子のフォークダンス、フィナーレを飾る1・2年男子の「江高体操」など、数々の個人・団体競技に挑み、曇り空を吹き飛ばすような元気のいい歓声が飛び交っていた。

提供 - 函館新聞社



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