少年の主張檜山大会 熊石第2中山脇さん最優秀賞

update 2004/6/27 13:32

 【厚沢部】2004年度「少年の主張」北海道大会檜山支庁地区大会が25日、厚沢部町総合体育館で開かれた。「優しさを感じて」のテーマで発表した、熊石第2中3年の山脇恭子さんが最優秀賞に輝いた。

 管内10町から予選で選ばれた、20人の中学生が、社会の問題や日常の学校、家庭での生活で感じた、素直な気持ちや意見を発表した。

 「中学3年になっても将来の夢がみつからず、いら立ちを感じていた」と語った山脇さん。母や看護師の姿に接することで「周りには多くの優しさがある。自分が受けた優しさを多くに人に届けたい」と思い、看護師を目指す決意を固めるまでの思いを、真っすぐな口調で会場に語りかけた。

 審査員特別賞には、北檜山町立丹羽中3年の横山里佳さん、江差北中3年の石若菜摘さんが選ばれた。

 横山さんは、幼いときに亡くした父の記憶、母の苦労を通じて、家族の助け合いの大切さを語った。

 石若さんは、ホームヘルパーを務める母の姿から、お年寄りが抱える悩みや思いを知った。お年寄りへのいたわり、母の仕事をみて自分自身が新しい一歩を踏み出していく決意を披露した。

 大会には平沼栄二檜山支庁長、開催地の澤田孝一同町長が参加。同町内の中学生やPTA関係者ら約300人が発表に熱心に聴き入っていた。朝倉勝春同町教育長が審査委員長を務めた。

 最優秀賞の山脇さんは、9月15日に札幌市中央区の道立道民活動センター(かでる2・7)で開かれる全道大会に出場する。

提供 - 函館新聞社



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