期日前投票始まる 市内3投票所で初日は379人が投票
update 2004/6/26 13:09
参院選の期日前投票が25日、渡島、檜山両管内38の投票所で一斉に始まった。不在者投票に代わる制度で、国政選挙では初めて。投票手続きが簡略化され、有権者は投票がしやすくなった。道選管渡島、檜山支所は「投票率が上がれば」と期待する。初日の函館市内(投票所3カ所)の投票者数は379人で、単純比較はできないが、01年の前回参院選の市内(同3カ所、188人)に比べ倍増した。
期日前投票は、公選法改正に伴い、昨年12月から導入。これまでの不在者投票は、投票用紙を封筒に入れ、投開票日に開封して投票箱に入れていた。しかし、期日前投票は、宣誓書に投開票日に投票できない理由を書けば、投票人が「直接」投票箱に投票できる。
新制度初日、函館市役所1階市民ホールでは、お年寄りらが担当者から説明を受け、1票を投じていた。東川町の女性(57)は「新しい制度のことはよく分からないが、今回の選挙は年金問題などが焦点で棄権はできない。当選者はしっかりと働いてほしい」と話していた。
同市の選挙人名簿登録者数は渡島管内全体の約6割を占めるが、前回参院選(2001年7月)では、道内212市町村で最下位の投票率だった。
市内の期日前投票所は、市役所1階市民ホール、亀田、湯川両支所にある。ともに、7月10日までの午前8時半から午後8時の間に投票できる。
両管内そのほかの期日前投票所は、それぞれの町村役場などにある。投票開始時間はともに午前8時半だが、終了時間が午後5時の投票所もある。
提供 - 函館新聞社
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