5月の雇用情勢 求人倍率わずかに改善
update 2004/6/26 13:08
函館公共職業安定所は25日、5月の道南雇用情勢を発表した。求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率は、前年同月比0・01ポイント増の0・40倍で3カ月ぶりに前年を上回り、先行指数となる新規求人倍率も同0・04ポイント増の0・68倍と2カ月連続のプラス。同職安は「厳しい雇用環境が続いているが、わずかに改善の動きがある」とみている。
月間有効求職者数は1万1297人で前年に比べ6・7%減少し、月間有効求人も4574人で前年同月比3・3%減となった。新規求職者数は2596人で同8・4%減、新規求人数が1768人で同3・2%減だった。
新規求人を産業別でみると、製造業が好調で、同21・1%増と二けた台の伸びで、卸売・小売業・飲食店も、4月の前年割れから、同2・6%増とプラスに転じた。ただ、医療・介護関連の下支えで好調だったサービス業が同9・2%減となり、建設業が同4・4%減にとどまっている。
提供 - 函館新聞社
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