江差町2定町議会/合併協議継続を主張

update 2004/6/24 10:19

 【江差】濱谷一治江差町長は23日の第2回定例町議会で、檜山南部4町の合併協議について「協議の情勢は困難だが、合併を目標に最終段階まで力を尽くす」と述べ、7月9日の第8回法定協議会で、4町による合併協議の継続を主張する考えを明らかにした。

 行政報告および澤野健三議員(共産党)の一般質問に答えた。

 同町長は「国の行財政改革の方向性や町の財政状況、住民サービスの低下を招かない方策を考慮すると、当初方針通りに合併を視野としたまちづくりが必要」と述べた。

 また、同町長は、4町による法定協議会が解散した場合、「可能であれば(4町以外の枠組みによる)合併を新しい地域づくりにつなげていきたい」との考えを示した。

 4町による合併協議をめぐっては、厚沢部・乙部両町議会が、合併特例法下での4町合併は「時期尚早」と判断。協議会の解散は避けられない情勢にある。解散を見越して江差・上ノ国2町での合併を模索する動きもあるが、工藤昇上ノ国町長は、特例法下での協議に難色を示している。江差町は単独存続を選択せざるを得ない状況にある。

 定例会は同日、3207万3000円を増額補正する一般会計補正予算案など4議案を可決、閉会した。補正予算案は同町鰔川に開設した「新規就農トレーニング営農モデル団地」の運営費に1751万円、農業生産法人育成支援に1300万円を計上。本年度の一般会計予算の総額は55億5386万9000円。

提供 - 函館新聞社



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