台風一過 道南地方目立った被害無し

update 2004/6/23 10:06

 四国や近畿地方などに被害をもたらした台風6号は22日午前3時ごろ、津軽海峡の西の海上で温帯低気圧に変わり、勢力を弱めて北上した。道南地方では渡島管内の一部で大雨となり、交通機関にも乱れが出たが、大きな被害はなかった。低気圧は23日朝にはオホーツク海に達する見込み。

 函館海洋気象台によると、21日午後6時から22日午前10時までの総雨量は、知内町小谷石で87ミリ、福島町千軒で76ミリ、戸井で55ミリに達した。函館の降り始めは21日午後10時ごろで、22日午前9時までに34・5ミリが降った。江差は21日午後6時からの24時間雨量で14・5ミリだった。

 雨に伴い風も強く吹き、函館で最大瞬間風速26・1メートル(22日午前1時16分)、江差で24・7メートル(同零時59分)を観測した。

 同気象台によると、23日の渡島・檜山地方は曇り明け方まで所により一時雨の予報で、日中の最高気温は函館24度、江差21度。

提供 - 函館新聞社



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