06年完成予定の新五稜郭タワー 五角形のデザインで高さ98メートルに
update 2004/6/22 10:20
隣接地へのタワー建て替えを計画していた五稜郭タワー(本社・函館市五稜郭町、中野豊社長)は21日、新タワーの概要を発表した。五稜郭にちなみ、五角形にデザインしたうえ、高さを倍の98メートルにし、五稜郭公園を一望できるようにする。工事着工は11月で、オープンは2006年4月を予定。建設中、新旧タワーが並ぶ時期もあり、現タワーのお別れ会も企画している。
観光施設を兼ねた3階建ての社屋を併設する。展望台は2層構造とし、広さは両フロア合わせて約880平方メートルで、現在の6倍。エレベーターを2基に増やし、一度に1000人の見学が可能になる。
現タワーの跡地には、イベント広場を設ける考え。ガラス張りの施設で、ベンチなどを置き市民や観光客の憩いの場とする。年間来場者は昨年72万人だったが、オープン後は100万人を見込んでいる。中野社長は「市民と観光客の交流の場になれば」と話している。
総事業費は約30億円。展望台へのエレベーターの料金は、210円値上げし、840円にする。建て替えは10年前から検討しており、昨年資金のめどが立ち、設計に着手。今年5月に基本設計をまとめていた。
提供 - 函館新聞社
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