前進座特別公演「天平の甍」24日に上演
update 2004/6/22 10:19
唐(中国)の高僧、鑑真和上(がんじんわじょう)が仏教を布教するため渡日した奈良時代の史実を物語にした、劇団前進座の特別公演「天平の甍(いらか)」(原作・井上靖)が、24日午後6時半から函館市芸術ホールで開かれる。
「日本に真の仏教を伝えてほしい」という日本の留学僧たちの要請に応え、鑑真は渡日を決意したが、何度も失敗。失明しながらも入京を果たした和上の苦労や、鑑真と留学僧らの師弟愛を、同劇団員が迫真を演技で伝える。3幕16場。
鑑真役は同劇団の嵐圭史さんが、留学僧の1人、業行(ぎょうこう)には、函館出身の志村智雄(のりお)さんが演じる。
鑑真和上の平城京入京1250年、日中平和友好条約締結25周年を記念した特別公演。今年は6月4日の京都市を皮切りに7月2日までの日程で全国公演をしている。
函館公演は、函館「天平の甍」を見る会が主催。入場料は5000円(全席指定)。問い合わせは同会の廣瀬さんTEL42・2327。
提供 - 函館新聞社
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