７７歳女性が自宅で死亡、殺害か

update 2004/6/21 10:31

　２０日午後４時ごろ、函館市東川町２４の解体作業員、七崎隆夫さん（６２）方の１階縁側で、義母の砂原イリさん（７７）が頭から血を流し、うつ伏せで倒れているのを帰宅した七崎さんが見つけ、１１９番通報した。砂原さんは既に死亡しており、頭部と顔に傷があった。道警函館方面本部捜査課と函館西署は殺人事件の可能性が高いとみて、捜査を進めている。

　調べによると、砂原さんは階段の下の縁側に倒れていた。室内には荒らされたような形跡が残されていたという。

　七崎さん方は、七崎さんと、妻で砂原さんの長女（５２）、砂原さんの３人暮らし。同日、七崎さん夫妻は別々に外出し、家には砂原さん１人だったという。

　現場は市役所に近い古くからの住宅街で、住民たちが現場検証の様子を不安げに見つめていた。

　同署は２１日、札幌医大で司法解剖を行い、詳しい死因を調べる。

提供 - 函館新聞社

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