ＪＲ木古内駅前の集会スペースを偶数月１５日に無料開放

update 2004/6/19 10:19

　【木古内】町民が集うふれあいの場に―。木古内駅前中央商店街協同組合（竹田博泰組合長）は、ＪＲ木古内駅前にある集会スペース「ちょこっと　かた〜る」の無料開放を始めた。当面は偶数月の１５日に実施し、利用を呼び掛ける。

　「ちょこっと―」は１９９９年、同組合や木古内商工会、町の３者が共同で整備した。同組合が会合などに使用しているほか、町内のサークルなどに貸し出すなどしている。

　無料開放の時間は、午前１０時から午後５時まで。約４０平方メートルの広さの室内にはテレビや机、トイレなどもあり、買い物などの合間に、ゆっくり休憩できる。コーヒーやお茶も無料で提供し、ふれあいの場として利用してもらう考えだ。

　１５日は、国民年金の支給日。駅前通りは金融機関が集中し、お年寄りが多く訪れる。同組合は休憩所として、歩道にベンチを設置しているが、道に面した商店に「トイレを貸してほしい」などの声もあり、開放を決めた。開放日は、同組合の会員が交代で管理に当たる。

　今後、利用者の動向を見ながら、開放日を増やすなどしていくという。同組合は「町民のコミュニケーションの場になれば。駅前の利便性を再認識してもらい、少しでも人を呼び込みたい」と期待を寄せている。

　また、町内で活動する文化団体などの利用も、随時受け付けている。問い合わせはTEL０１３９２・２・４６５３。

提供 - 函館新聞社

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