映画「海猫」本格的に撮影始まる

update 2004/6/17 10:03

 道南を舞台にした映画「海猫」(森田芳光監督)の本格的な撮影が16日、七飯町で始まった。この日は同町本町657の「ななえ新病院」で撮影を行った。ロケは今後、主演の伊東美咲さんらの現地入りに合わせ本格化。7月20日ごろまで、道南各地で続けられる予定。

 札幌出身の作家、谷村志穂さんの同名小説が原作。ロシア人の父を持つ美しい娘・野田薫が南茅部町の漁師・赤木邦一と結婚。順風満帆な結婚生活を送るが、次第に互いの愛情が薄れ、薫は好意を寄せてきた邦一の弟・広次と結ばれる―という禁断の愛の物語。

 主役の薫は映画初主演の伊東さん、広次は仲村トオルさん、邦一は佐藤浩市さん、薫の長女・美輝はミムラさん、薫の母・タミは三田佳子さんが、それぞれ演じる。

 すでにことし2月、南茅部町などで冬季先行ロケを実施しているが、本格的な撮影はこの日、スタート。同院では退院する美輝を、祖母のタミらが出迎えるシーンなどを撮影した。

 雲の動きや風の流れなど、細部に至るまでチェックしながらテストを繰り返し、本番を迎えた。カメラが回り始めると一帯に緊張感が張り詰めた。

 道南ロケ終了後は東京都内でセット撮影などがあり、完成は9月末ごろになる見込み。封切りは11月13日。

提供 - 函館新聞社



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