函館商工会議所高野会頭続投を表明

update 2004/6/16 10:10

　１０月に２期目の任期を終える函館商工会議所の高野洋蔵会頭（７６）=道水会長=は、１５日の常議員会（議員数３３人）で、続投を表明した。２５日の通常議員総会で承認を求め、事実上内定する予定。議員改選後の１１月、正式に再任する。

　沼崎弥太郎副会頭が、常議員会で留任を要請。北海道新幹線の青函同時開業や、亀田、銭亀沢の両商工会との統合や函館国際水産・海洋都市構想の推進など、同会議所にとって重要な案件が佳境を迎えているとし、「陳情活動などで尽力した高野会頭に続けてほしい」と高野会頭や議員に理解を求めた。

　これを受け、高野会頭は「全力を尽くすので、引き続き協力をお願いしたい」と表明。出席した２７人が拍手で賛同した。

　２５日の総会では、改選日程も示される予定。高野会頭は、沼崎副会頭ら４人の現副会頭の再任を求める意向を固めており、現体制が継続されるとみられる。

　高野会頭は２０００年５月に就任。北海道新幹線建設促進道南地方期成会や函館国際水産・海洋都市構想推進協議会の会長などを兼務している。

提供 - 函館新聞社

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