ガソリン価格高騰 消費全般への悪影響を懸念
update 2004/6/16 10:09
函館消費者協会(米田イツ会長)は、6月の石油製品価格動向の調査結果をまとめた。函館市内・近郊のレギュラーガソリンの平均価格は1リットル当たり前月比4・02円高の113・85円と高騰。世界的な景気拡大による原油の需要増と不安定な中東情勢などが市内でも価格に響いた。
調査は函館市と上磯町のガソリンスタンド25店を対象に実施。それによると、ガソリンは、6月からの石油元売り大手各社の卸売価格引き上げを受け、小売店が相次いで値上げした。最高値は同5円高の117円、最安値は変わらず102・90円で、その差は5月の9・10円から14・10円に広がった。
灯油の平均価格も同2・12円高の1g49・17円。プロパンガスの平均価格は基本料金1910・32円で同5・24円安、5立方メートル4408・25円で同2・52円安だった。
函館消費者協会の米田イツ会長は、「業界側は今後さらに上がると言うが、これ以上の上昇は物価に跳ね返るなど、消費全般に悪影響を与える」と懸念している。
提供 - 函館新聞社
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