花と緑のフェスティバル 今年は四季の杜公園で開催

update 2004/6/16 10:08

　風土に根ざした花文化を広げていこうと、「はこだて花と緑のフェスティバル２００４」（同実行委主催）が１９、２０の両日、函館市亀田中野町１９９の道立道南四季の杜公園で開かれる。ことしはこれまでの「旧シーポートプラザ」から同公園に会場を移して開催。「はこだての花展示」や「フラワーマーケット」「園芸オークション」など花一杯に飾られた公園内で、盛りだくさんのイベントが行われる。

　函館造園建設業協同組合の業者による「ガーデニングコンテスト」や市内の資格者による「ハンギングバスケットマスター人気作品コンテスト」を初めて実施。来場者に作品を見て投票してもらい、それぞれのコンテストで１―３位の入賞作品に投票した人の中から、抽選で６人に賞品をプレゼントする。

　管理事務所となっている「丘の家」の１室では「ブライダルファンタジー」を制作。ブライダル会場風に花で装飾し、２０日午前１１時から模擬結婚式を行う。このほか、大野農業高校の生徒が制作したボーダー花壇、ミニガーデンなども展示される。

　初日の１９日は午前１０時からオープニングセレモニーが開かれ、函館巴太鼓振興会「巴ジュニア」による太鼓演奏が行われるほか、先着５００人にオープニングプレゼント、小学生以下の先着３００人にちびっ子プレゼントを贈呈する。

　ステージ上でもさまざまな催しが繰り広げられ、同日午後１時から園芸オークション、同２時半からは北海道花卉（かき）装飾技術選手権大会函館地区予選が行われる。

　最終日の２０日は、午前１０時半から庭師の仕事を間近に見ることができる造園技術デモンストレーション、午後３時半からは会場に展示されている花を購入できる恒例のエンディングオークションが行われる。

　両日とも午前１１時からと午後２時から、公園内の花や木を見て歩く「花緑ガイドツアー」も実施する。

　開催中は、午前９時から午後４時まで、本町８のみつわビル前から無料シャトルバスを１０分間隔で運行。ＪＲ函館駅前からも路線バス（有料）を増便し対応する。

　問い合わせは市住宅都市施設公社花と緑の課管理係TEL４０・３６０５。

提供 - 函館新聞社

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