コンビニ強盗発生 5月の3件と同一犯の可能性
update 2004/6/10 10:11
9日午前3時45分ごろ、函館市吉川町3のコンビニエンスストア「ローソン函館吉川町店」(絹田一男オーナー)に男が押し入り、カウンター越しにアルバイトの男性店員(21)の腹部に刃物を突きつけ「金を出せ」と脅した。店員がレジを開け、現金を出すふりをし、カウンター内に備え付けの防犯用の鉄の棒を振り回したところ、男は何も取らずに徒歩で逃走した。店員にけがはなかった。函館西署は強盗未遂事件として犯人の行方を追っている。市内では5月7日から、未明のコンビニを狙った強盗事件が3件起きており、同署は同一犯とみている。
調べによると、男は入店後、レジでコーヒーなどを買い求めた際、上着の左内ポケットから刃渡り約15センチのサバイバルナイフを出し、脅した。当時、店内は男性店員しかおらず、客はいなかった。男は万代こ線橋の方向へ逃げたという。
男は40―50歳ぐらい。身長約170センチで、中肉とみられる。緑色のジャンパー、ジーンズのようなズボン、グレーのつば付き帽を身に着けており、5月の3件の男と特徴や手口が似ている。
同署や函館中央署は事件の多発を受け、深夜から未明にかけてのコンビニへのパトロールを強化していた。
西署は防犯ビデオに写った男の映像を公開し、情報を求めている。TEL42・0110。
提供 - 函館新聞社
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