市教委が生涯学習システム「まなびっと」プログラム拡充へ
update 2004/6/9 10:08
函館市教委は8日までに、函館や近郊の各種講座を受けると単位がもらえる生涯学習システム「HAKODATEまなびっと広場」の内容を年度内に拡充することを決めた。これまでは、取得単位に応じて表彰するだけだったが、希望者が各種指導者として活躍できるよう研修の場を設けるなど、より発展性のあるプログラムを再編する。
2001年5月に開始した事業。大学や市が主催する講座約500件を「選択科目」、各種民間講座数百件を「自由科目」と設定し、受講1回につき1単位を与えている。
50単位と100単位の区切りで市長からの表彰があるほか、150単位で「まなびっと博士」の認定書と記念品が贈呈される。いずれも「選択科目」が区切りの単位の半分以上に達していることが条件。これまで「博士」になったのは9人で、さらに2人が今夏の認定で加わる見通し。
市教委生涯学習課は、事業開始から3年が経過し、「博士」も10人を超えることから、新たな方策が必要と判断。指導者になるための研修の場を設け、何らかの講師として認定したり、学んだことを役立てる「活躍の場」を作るなどして、利用者の学習意欲を途切れないようにしたい考えだ。
「まなびっと」は、「学び」と、コンピューターの情報単位「ビット」と、「人」を組み合わせた造語。単位を記入する「まなびっと手帳」を同課でもらうことで参加できる。期限や年齢制限などはない。問い合わせは同課TEL21・3445。
提供 - 函館新聞社
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