市選管、参院選実施本部設置

update 2004/6/9 10:07

 24日公示、7月11日投票が予想される参院選に向け、函館市選挙管理委員会(小玉陽造委員長)は8日、「参院選函館市実施本部」を設置した。コンサートやイベントなどでのチラシ配布や、昨春の統一地方選で初めて実施した「20歳の投票立会人の公募」など若者向けの啓発活動を展開する。国政選挙7回連続で全道ワーストを記録している投票率の向上を狙う。

 この日は午後1時半から市明るい選挙推進協議会(佐藤隆司会長)を開き、小玉委員長と佐藤会長が棄権防止や公正な選挙を訴える共同談話を採択。午後3時に同市役所内の市選管事務局前に地方実施本部の看板を取り付けた。同本部は市選管職員ら51人で庶務、啓発など4班を組織し、本部長は小柏忠久事務局長が務める。

 啓発事業計画では今回初めて、市民会館で行われるコンサートやイベントで来場者に啓発グッズを配布。昨春の統一地方選に引き続き、「20歳の投票立会人の公募」、「投開票事務従事者に大学生等の臨時職員採用」を取り入れる。大学生の臨時職員採用には119人の定員に対し、既に160人の応募があるという。

 このほか、開票作業で投票読み取り分類機3台を導入し、集計業務の迅速化、正確化を図る。

 函館市の国政選挙投票率は過去7回連続で全道最下位を記録。市選管は「非常に不名誉な記録で投票率の低下を懸念している。啓発は十分やっていると思うが、これまで以上に努力したい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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