ヨサコイ「NEWS計画」初出演に向け練習に熱
update 2004/6/8 10:03
北海道の初夏を彩る第13回YOSAKOIソーラン祭り(同組織委主催)が9日から13日までの5日間、札幌市内の25会場で開かれる。今年は全国各地から333チームが出場する。道南(渡島、桧山管内)からも17チームが出場登録しており、昨年12月に発足した「NEWS計画」(為地優之代表、函館)は初出演に向け熱演を誓っている。
同チームは函館の「so we’re」、伊達の「伊達獅馳福神」、小樽の「ルート5」の3チームが合併して誕生。それぞれ単独で活動していたが、ここ1、2年は出場条件の40人以上に満たなかったため、無念の思いを募らせてきた。
「どうしてもヨサコイに出たい」。函館のメンバーを中心に合併を進め、昨年12月に正式に発足。個人でのメンバーも加わり、現在は64人で活動している。
活動拠点が点在しているため、全員が集まれるのは月2回程度。八雲町に集合して全体練習をこなし、それ以外は各地ので踊りの技術を磨いてきた。
本番で披露する演舞は、整備士の動きをイメージした踊り。衣装も整備士の格好で、鳴子は工具に見立てた形をしており、そのほかにもタイヤホイールやガロンタンク、スパナなどを持って踊る。曲調はダンスミュジーク風で、きびきびとした動きで踊る。中盤では「ヤーレン、ソーラン」「チェック」などの掛け声も決め、全体的なコミカルに仕上げている。
振り付けを担当した仲本典史さんは「見てわかりやすい内容にしました。観客に笑顔が広がれば良いですね」と話す。
同祭りは9日に開幕した後、12日から各チームの演舞がスタート。「NEWS計画」は12日がJR札幌駅南口や麻布など3会場で、13日は本大通りパレードや西8丁目のステージなど9カ所で演舞する。
為地代表は「賞は全く意識していません。かっこいとかすごい踊りではいけど、沿道の人を楽しませることができれば何より」と本番を待ちわびている。
提供 - 函館新聞社
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