古い玩具など集めた店「太陽」がオープン
update 2004/6/7 10:04
昭和30年代へタイムスリップ―。古い玩具や民具などを集めた、ガレージショップ「太陽」(金谷寿子店主)がこのほど、函館市松川町2の20にオープンした。ソフトビニール製の人形やブリキの看板、黒のダイヤル電話など、懐かしの品々がずらり。アンティークファンに限らず、中島廉売へ向かう主婦や学校帰りの子供たちなどが立ち寄り、のんびりと品定めを楽しんでいる。
古民具などの収集が趣味の金谷代表(56)ら男女4人が4月末、オープンさせた。4人は以前、集めた品物を置く場所がなくなったことや、同じ趣味の人たちにも収集品を楽しんでもらおうと、市内末広町で小さな店を営んでいた。
今回は「函館には古民具好きが意外に多い。より大勢に足を運んでもらいたい」(金谷代表)と、展示を充実させ、松川町で本格オープンさせた。
商品の年代は大正から昭和にかけてと幅広いが、全体からは昭和30年ごろの雰囲気が漂う。店頭には製薬メーカーの子供向けの乗り物や、ヒーローものの人形、大小さまざまなブリキの看板などが並ぶ。
駄菓子屋で使われていたガラスケースや、古い住宅で使われていた建具類、国内外のメーカーで作られた陶器・グラスなど、懐かしさを感じさせる品々がそろっている。
愛好家がトラックで訪れ、茶だんすや建具など大型商品を買い求めたり、主婦が昔を思い出しながら品物を手に取ったり、放課後の児童らがおもちゃ目当てに足を運んだりと、楽しみ方はいろいろ。休日は朝から、たくさんの客が訪れ、にぎわいを見せている。
金谷代表は「愛好家に限らず、だれでも見ているだけで楽しいお店。気軽に遊びに来てください」と話している。
営業時間は午前10時から午後4時まで。月・水・金曜定休。商品の買い取りも受け付けている。問い合わせはTEL080・3239・7186、090・1302・6156。
提供 - 函館新聞社
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