佐野代表、クジララーメンのスープほぼ完成

update 2004/6/7 10:03

　９月の第３回塩ラーメンサミット（同実行委員会主催）で限定販売する、クジラをだしに使った塩ラーメンのスープが６日、ほぼ完成した。

　関東の人気ラーメン店「支那そばや」の佐野実代表が４日から函館市内のラーメン店で丹精して作り上げた。佐野代表は「過去に誰もやってこなかったことなのでかなり難しかったが、今は８０％の出来」と満足げ。「クジラの骨を焼いてスープを取ったら、色が濁り、においも強すぎた」と失敗談を語りながらも「事前にあくを取ると透明度が増し、鶏スープを交ぜることで、程よい風味に仕上がった」と手応えを感じているようだった。

　佐野代表は残り３カ月、スープの味を調え、めんを決める。付け合わせの具については「クジラ肉を使いたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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