北海道東照宮の子どもみこしリニューアル

update 2004/6/6 10:59

 子どもみこしがリニューアル!―北海道東照宮(函館市陣川町82)の子ども神輿世話人会(武知理博会長)が、12、13日の例大祭に合わせて行う「子どもみこし行列」で使用する「新型みこし」が評判となっている。ことしからみこしを乗せる台車部分を大幅に変更。2台の自転車がみこしを下から支える形にし、引く時の安定感を高めた。また、上のみこしを回転させるなどの遊び心も詰め込んでおり、子どもたちの心をぐっとつかみそうだ。

 地域の活性化や青少年の健全育成を目的に、3年前から開催している。昨年までは、台車にリヤカーを使用していたが、ブレーキレバーがなく、下り坂などで、担ぎ手の子どもらが足を挟む恐れがあったことから、改善の話が持ち上がった。

 そこで同会の藤原隆司さん(64)、大和田昭さん(69)、勝谷清さん(68)の3人が「ブレーキのついた自転車を利用しよう」と発案。町内で使わなくなった自転車の部品を組み合わせ、約1カ月かけて、完成させた。

 新型みこしは安全性が高まっただけではなく、台座をの上で上下し、こまのように回るというアイデアも取り入れられた。藤原さんは「子供らの喜ぶ顔がいまから楽しみ」とにっこり。

 当日は、午後零時半に東照宮を出発。みこしを引き、2日間で町内を1周する計画。地区内の各家や商店の前などで、みこしを回転させるパフォーマンスも予定している。

 武知会長は「お祭りは、世代を越えて、交流の輪を広げられる良い機会。地域の子どもたちといっしょに楽しみたい」と話している。

 同会は、みこしの担ぎ手を募集している。参加無料で、小学生3―6年生および中学生が対象。居住地に関係なく参加できる。当日、午前11時に東照宮前に集合。問い合わせは東照宮社務所TEL32・2221または同会事務所(小林さん)TEL31・3048

提供 - 函館新聞社



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