石丸典子さんが奏楽堂日本歌曲コンクールで入選
update 2004/6/5 09:56
函館市内でピアノ・ボーカル教室を主宰する石丸典子さん(47)が、このほど東京で開かれた第15回奏楽堂日本歌曲コンクール(台東区芸術文化財団主催)の歌唱部門で入選を果たした。200人を超える応募者の中から1次予選、2次予選を通過し、本選会に進出。入賞こそ逃したが、入選という成果を手にし「自信になった」と喜びをかみしめている。
石丸さんは、青森明の星短大で声楽を学んだ後、教諭として市内や近郊の養護学校に勤務。一昨年に退職してからは音楽活動に専念し、歌やピアノの指導にあたる傍ら、演奏活動を続けている。
同コンクールは、教員時代から挑戦したいと考えていたが、開催日程が3週にわたることから断念。今回も締め切り直前まで迷った末、一念発起して応募したという。
1次予選は5月7日から9日に開かれ、応募者204人中50人が通過。15日の2次予選では、11人が選ばれた。本選会は23日、旧東京音楽学校奏楽堂を会場に演奏会形式で開かれ、石丸さんは「荒城の月」「くちなし」など、課題、自由合わせて4曲の日本歌曲を発表した。審査の結果、上位3人が入賞、8人が入選となった。
本選進出を知らされた時は「感激で体がゾクゾク震えた」という石丸さん。「貴重な経験だった。審査員は第一線で歌ってきた人ばかり。その人たちが私の音楽性を評価してくれただけで大きな自信になった」と話している。
提供 - 函館新聞社
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