函館市の喫煙率、20、30代の女性高い
update 2004/6/2 10:00
健康増進法の施行などで喫煙を取り巻く情勢は急速に変化し、函館も例外ではない。5月31日からは世界禁煙週間(6月6日まで)に入り、世界的に禁煙キャンペーンが繰り広げられている。さて、函館市の喫煙率はどうなっているのか?
函館市が2001年に行った市民アンケート調査によると、男性の平均喫煙率は56・6%、女性は24・1%。一方、同年の国民栄養調査によると、全国の男性の平均喫煙率は45・9%、女性は9・9%だった。両調査とも人数、手法が異なるため、単純に比較できないが、函館の喫煙率は男女とも高いようだ。
単純比較した場合、函館では特に20代女性の37・7%(国民栄養調査では16・1%)、30代女性の37・0%(同16・0%)の高さが目を引く。
一方、2003年のJT全国たばこ喫煙者率調査を見ると、全国の平均喫煙率は男性48・3%、女性13・6%。北海道の平均喫煙率はそれぞれ54・8%、27・5%となっており、やはり道民の喫煙率は高いことがうかがえる。
市民アンケートとJTの全国調査も、実施時期や手法が異なるため、単純比較はできないが、北海道や函館の喫煙率は全国平均よりも高い。
ただ、2003年の市民アンケート調査によると、「毎日吸う」「ときどき吸う」の合計は男性が47・5%、女性が18・2%となっており、喫煙率は減少傾向にあるようだ。
提供 - 函館新聞社
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