函館、大野、上磯の3森林組合、合併予備調印

update 2004/6/2 09:59

 函館地区、大野町、上磯町の3森林組合は1日、函館市昭和のホテルオークランドで、来年1月の合併に向けた予備契約書に調印した。各組合は9月までに臨時総会を開き、合併承認の議決後、来年1月に「はこだて広域森林組合」として発足する予定。経営基盤の強化を図り、事業面で優遇措置が受けられる「中核森林組合」への移行を目指す。

 合併後の森林面積は約1万6000ヘクタール。昨年の事業総収益は3組合合わせて約2億7900万円、組合員数は約480人。資本金は約1億4600万円で、中核森林組合の認定要件を満たすが、常勤の理事や役員数不足のため、現状のままでの移行はできない。

 調印式には、関係者ら約60人が出席。齋藤権四郎大野町森林組合長が「合併は無上の光栄。体制整備を図り、中核森林組合を目指したい」とあいさつ。その後、前田晃渡島支庁長、海老澤順三上磯町長らの立ち会いのもと、齋藤組合長、原田俊男函館地区森林組合副組合長(工藤永一組合長代理)、平野和海上磯町森林組合長が、予備契約書に調印した。

 席上、道森林組合連合会の武石哲男副会長は、道内の森林組合数を、現在の110から34に減らす意向を伝えた。

提供 - 函館新聞社



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