コンビニ強盗10万円奪う 5月、市内では3件目
update 2004/6/1 10:09
31日午前4時15分ごろ、函館市本通2のコンビニエンスストア「セイコーマートしろやま店」(城山貞生オーナー兼店長)に男が押し入り、アルバイト店員の男性(19)にカウンター越しにナイフを突きつけ、「早く金を出せ」と脅し、店員がレジから取り出した現金約10万円を強奪、外に止めてあった自転車で逃走した。店員にけがはなかった。函館中央署は強盗事件として捜査している。
調べによると、男は1人で入店し、パンや牛乳を買い求めた際、刃渡り約15センチのサバイバルナイフを出し、脅した。当時、店内には男性店員だけがおり、ほかに客はいなかった。男の逃走方向は分かっていない。コンビニを狙った強盗事件は今年に入り、道警函館方面本部管内で4件目、函館市内では3件目。
男は30―40歳。身長約165センチで中肉とみられる。緑色の上衣、茶色の野球帽、灰色の襟巻き、ジーンズのようなズボン、白の手袋を身に着けていた。
現場は商店や住宅などが並ぶ一角。人通りが多い日中に比べ、夜はひっそりとしている。付近の函館大谷短大付属幼稚園(福島憲成園長)は、同日朝、園児らに同伴した保護者に事件を伝えたほか、玄関の施錠のチェックを定期的に行うなど警戒を強めている。
提供 - 函館新聞社
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