運転免許試験場、日曜窓口好調
update 2004/5/29 10:10
函館運転免許試験場(函館市石川町149)が開設している「日曜窓口」の利用が好調だ。昨年のデータでは、同窓口の利用者が更新者全体の約2割を占めた。平日の更新者数が200―250人程度なのに対し、日曜窓口には多い日で500人以上が殺到。道警函館方面本部運転免許課は「休日であることに加え、買い物やレジャーなど、週末に近郊から函館を訪れる、ドライバーやライダーのニーズに合致しているのでは」と分析している。
更新手続きは以前、平日だけの受け付けだったが、免許更新者の利便性を考慮し、札幌運転免許試験場が1982年に日曜窓口を導入。その後、各試験場が相次いで開設に踏み切った。
函館では毎月第1、3日曜日に開いている。受け付け可能な事務内容は平日とほぼ変わらないが、更新時期を迎えていない人の免許証の記載変更(住所、名前など)などは、対象となっていない。
各月の利用は両日に集中し、全体に占める割合は99年から順に15%、15%、16%、17%で、昨年も18%と高い率を占めた。昨年の実績では全24日間の開設で、500人を超えたのは最多の1月19日(559人)を含め7日間。ほかの日もおおむね450人前後で推移し、窓口は連日、混雑した。
同課は今後も、この傾向が続くと予測。その上で「日曜窓口の存在を知らない免許更新者も意外に多いのでは。手続きは平日と変わらないので、気軽に利用してほしい」と話している。
講習の開始時刻は平日と同じで、優良・違反・初回が午前10時、午後2時の各2回、一般が午前11時、午後3時の2回。書類作成など、約30分前の来場が必要。通常であれば、午後の講習が割合すいているという。問い合わせは同試験場TEL46・2007。
提供 - 函館新聞社
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