日本ハム選手ら養護学校を訪問

update 2004/5/29 10:10

 オーシャンスタジアムで行われるプロ野球パ・リーグ公式戦、北海道日本ハムファイターズ―西武ライオンズ戦(29、30日)を前に、日本ハムの選手らが28日、函館養護学校(前川政則校長)を訪問した。子供たちは選手への質問や小笠原道大選手とのキャッチボール、記念撮影などに大喜びだった。

 教職員がプロ野球パ・リーグの今季日程を知り4月、球団へ来校を願う手紙を送り、初めて実現した。選手6人と白井一幸ヘッドコーチの計7人が訪れ、全校の児童・生徒約80人が拍手で出迎えた。

 選手紹介に続き、質問コーナーへ。「どうして野球選手になったのですか」「プロ野球に入って良かったことは」など、さまざまな質問が寄せられた。

 このうち、「今シーズンの目標は」という問いに対し、小笠原選手は「チャンピオンフラッグを手に、この学校へ再び、遊びに来ることです」と答え、子供たちを喜ばせた。

 スイングやスローイングの実演では、児童・生徒がプロ選手の力強さとスピードにびっくり。最後は子供たちの代表が「みんなで応援しています。優勝を願っています」と感謝を述べ、花束などを贈った。

 小学6年の男子児童(11)は「やっぱり、スイングも投球も速さが違う。プロ野球選手のすごさが分かった」と目を輝かせていた。

提供 - 函館新聞社



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