来月、日露バレエジョイントコンサート
update 2004/5/29 10:09
6月2日午後7時から函館市民会館で開かれる「ロシアバレエフェスティバル2004」の函館公演(同実行委主催)で、地元から函館バレエアカデミー(長谷部今子主宰)が出演、「バヤデルカ」を発表する。日本各地で公演を展開するロシアフェスティバルバレエ団が、公演地のバレエ団やバレエスクールとともにステージに立つ日露ジョイントコンサート。同アカデミーは27日夜、同会館で最終リハーサルを行い、出演者たちは一線で活躍するバレーリーナとの共演に張り切っている。
同アカデミーが日露ジョイントコンサートに出演するのは4回目で、中学生以上の22人の生徒らが出演する。「バヤデルカ」は古典作品で、ヒンズー教寺院の踊り子のニキヤと、若き勇士、ソロルとの悲恋物語。7月29日に開催予定の29回目の発表会でも上演する。ジョイントコンサートでは、「影の王国」を演じ、ニキヤ役は酒井佳奈子さんが、ソロルは、ロシアフェスティバルバレエ団のソリスト、デミトリー・ブガエフさんが務める。
今回のジョイントを通して、同バレエ団のエレーナ・レレンコワさんが振り付け指導し、長谷部主宰は「またとない機会。着実にレベルアップし、素晴らしい経験ができたと思う」と期待を込める。
同バレエ団は、外国公演のために特別編成され、メンバーはロシアの著名な劇場で活躍。当日は、2003年のスペインのバレエコンペンションで銀賞を受賞した「カルメン」などを上演する。カルメンは日本初公演。「なかなか函館では鑑賞する機会がない」(長谷部主宰)と見応えあるステージが期待できそうだ。
入場料はS席5000円、A席4000円。問い合わせは同アカデミーTEL43・9687(ファクスも)。
提供 - 函館新聞社
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