江差小児童が田植え体験

update 2004/5/27 10:09

 【江差】江差町越前町の笠原一雄さん方の水田で26日、江差小学校(渡辺勝博校長)の5年生48人が田植えに挑戦した。児童たちは初めて触れる泥の感触に歓声を上げながら、熱心に苗を手植えしていた。

 田植え体験は、江差土地改良区(小林克夫理事長)の協力で行った。ほとんどの児童は、水田に入るのは、この日が初めて。「根を折り曲げてしまうと苗は枯れてしまいます」などと説明を受けてから、全員がはだしになって水を張った水田へ。ぬかるむ泥に足を取られ「ぬるぬるだ!」「動けない!」と、あちこちで悲鳴や歓声が上がった。ほどなくコツをつかんだ子供たちは、約150平方メートルの水田を元気に走り回りながら作業に励んだ。勢い余って倒れ込み、全身泥だらけになった児童は「やっちゃった…」と、照れ笑いを浮かべていた。

 ねじり鉢巻き姿に、真剣な表情で田植えに励む児童には、地元の農家から「腰が入ってる。良い農家になるぞ」と声援も飛んだ。田植え体験は初めてという、国仙忍君は「ぬるっとした感触がすごかった。田んぼの中で何度も転びそうになった」と、笑顔で話していた。

提供 - 函館新聞社



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