「市観光基本計画」2013年度の観光入り込み目標650万人

update 2004/5/26 10:08

 函館市は25日、市の観光施策の指針となる「市観光基本計画」の素案をまとめた。2013年度の観光入り込み目標は650万人で、昨年度の約530万人から2割以上のアップを目指す。施策の基本方針は、(1)自由(2)自主(3)自立(4)自律(5)自発を柱に、観光文化都市づくりを推進することとし、観光客、市民の満足度向上を図る。

 早期開業が望まれている北海道新幹線の函館開業時の観光客純増数は、日本観光協会の調査から、年間50万人と試算。目標値には含めなかった。

 観光入り込み目標は各月ごとにも設定。昨年度、40万人を割った11―4月は「底上げを目指す」、ピークだった8月(75万7000人)は「維持」、それ以外は「ピークを目指す」とした。

 施策の基本方針の具体的内容は、(1)自由が、国際化への充実した対応や交通環境の充実(2)自主が、市民と観光客が楽しめる観光メニューの創出、市町村合併を見据えた「市内」観光の振興(3)自立が、函館ブランドの確立と商品開発、イベントの創出と展開(4)自律が、評価・検証・推進体制の確立(5)自発が、観光都市としての「雰囲気」の醸成(じょうせい)、サービスの向上―などとなっている。

 計画は、観光が市の基幹産業であることを念頭に、関係団体との連携強化を図りながら推進。新たな観光関連事業の起業化支援も行い、民間業者への低利融資仲介や補助金支出などを検討する。

提供 - 函館新聞社



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