旧函館ドック跡地利用概案 水試移転候補地に変更
update 2004/5/26 10:07
函館市は25日、取得した旧函館ドック跡地(市内弁天町、23・2ヘクタール)利用の概案を明らかにした。国、大学、道などの学術研究機関を集積する「国際水産・海洋都市ゾーン」(約6ヘクタール)や、運動場や展示会場を設ける「フリースペースゾーン1」(約3ヘクタール)など7ゾーンで構成。整備期間は2期に分け、2015年度までに護岸復旧などを終える。
「国際水産・海洋都市ゾーン」は国、大学、道、市による世界最大規模の研究施設「国際水産・海洋総合研究センター」(仮称)が柱。合わせて、道立函館水産試験場(市内湯川町)の移転候補地を旧函館東川小から、同センターに変更した。
同ゾーンの両隣は魚釣り公園などの「緑地ゾーン」(約2ヘクタール)と、マリンスポーツに対応する「マリーナゾーン」(約5ヘクタール)に位置付けている。
「フリースペースゾーン1」は運動場、集会場など各ゾーン利用者共通スペースや展示会施設などに活用し、民間資金活用による社会資本整備(PFI)の利用を検討。国際水産・海洋都市関連の付帯施設などの用地として「フリースペースゾーン2」(5ヘクタール)を確保した。
現在「レクリエーション施設用地」としている用途目的など港湾計画を変更し、10年度までの1期工事で道路、給排水を整備、旧工場、事務所を撤去する予定だ。
提供 - 函館新聞社
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