森・砂原合併協議会がアンケート結果報告、効率化で経費削減期待
update 2004/5/25 13:35
【森】森町・砂原町の第5回合併協議会が24日、森町公民館で開かれ、合併に関するアンケート結果が報告された。両町が合併協議を進めていることを「知っている」とする回答が90%以上と関心の高さを示したほか、合併することで、行政事務の効率化による経費削減を期待する声が目立った。会議では財政シミュレーションも公表されたほか、協議項目2件を原案通り決め、4件を継続協議とした。
アンケートは両町の全7676世帯を対象に、今年3、4月に実施。有効回答は2757件で、回答率は35・9%。
合併協議の認知度は「知っている」「多少知っている」を合わせて90・9%で、「知らない」の8・3%を大きく上回る。「合併で期待すること」という問いには、「行政事務の効率化による経費削減」が35・0%でトップだったが、一方で「わからない」が30・0%で続いている。
「まちの現状評価」(最高10点、最低マイナス10点)では森、砂原ともに「自然環境の豊かさ」が4・81点で最も評価された一方、「水道の整備状況」では森が3・67点と高かったのに対し、砂原はマイナス2・33点と評価がはっきり分かれた。
また、財政シミュレーションは合併した場合としなかった場合とで、今後の2町の財政状況を比較。合併しなかった場合、2015年度までに森で約57億円、砂原で約43億円の財源不足が見込まれる一方、合併した場合は財政支援措置や人件費削減などの経費節減効果を反映し、収支は黒字もしくは均衡を保つと算出している。
提供 - 函館新聞社
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