函館子ども歌舞伎、本年度初顔合わせ・初けいこ
update 2004/5/23 13:03
函館子ども歌舞伎(市川団四郎主宰)の本年度初顔合わせが22日、団員や父母ら約40人が出席し、函館市神山町の神山町会館で行われた。本年度は10月3日午後1時から市民会館で、6回目となる本公演を開催する。公演に向けた配役が発表されたほか、初けいこを披露。公演成功を目指し一致団結した。
公演では、鴬塚誉仇討「乞食の花嫁」と、白浪五人男、二月堂「良弁杉の由来」、新古演劇十種の内「戻り橋」の4作品を発表する。
顔見せでは、市川主宰がそれぞれ配役を発表。役を与えられた団員たちが父母らの前で自己紹介した。続いて、公演で行う作品のひとつ「白浪五人男」に出演する団員が、浴衣を着て実演。せりふの言い回しも披露した。
本年度は新団員15人を含む32人で活動。団長に古川亜美さん(函館白百合高校1年)、副団長に青山舞さん(道教育大附属函館中学校3年)、岩岸英恵さん(函館西中学校3年)が選ばれた。
上演する4作品は笑いあり涙ありのバラエティーに富んだ内容で、市川主宰は「低学年の子が増え将来的に楽しみになってきた。全国ふるさと歌舞伎フェスティバルに出演するなどして全国的に注目されている中、期待に応えられる公演にしたい」と抱負を述べた。古川団長も「皆さんに喜ばれる歌舞伎を見せたい」と誓いを新たにしていた。
提供 - 函館新聞社
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