函館中央図書館太陽光発電概要明らかに

update 2004/5/23 13:03

 函館市は22日までに、2005年12月に開館予定の「函館市中央図書館」に設置する太陽光発電施設の概要を明らかにした。3基のソーラーパネルを屋上に設置し、1時間あたり最大30キロワットを発電。市の太陽光発電事業ではこれまでで最も大きな発電量で、一般開架コーナーの照明に使用する。

 2000年に策定した「函館市地域新エネルギービジョン」に基づく設備。ソーラーパネル1基の大きさは、縦4メートル、横20メートル。設置費用は約3000万円で、半分は国の補助金でまかなう。現在の市施設にある太陽光発電施設で最高発電量の「はこだて幼稚園・千歳図書室」(市内千歳町)の10キロワットの3倍となる。

 同図書館の全館に必要な電力量は153キロワットだが、発電量は5分の1程度にとどまる。ソーラーパネルの設置場所と費用の面で制約があるため、この規模になった。吹き抜けになっている一般開架コーナー天井に取り付けた採光窓からの自然光を有効に使い、省エネルギーにつなげるという。     

提供 - 函館新聞社



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